みょうがに含まれる栄養と期待される健康効果
みょうがに含まれる栄養と期待される健康効果
みょうがとは、様々な料理にアクセントとしての役割で使用されることが多い野菜ですが、みょうがには多くの栄養が含まれており、さまざまな健康効果が期待されます。 また最近では時期に関わらず年中購入することが一般的ですが、夏から秋にかけてが旬となっており、食べごろの時期です。 こちらの記事では、「みょうがに含まれる栄養と期待される健康効果」 また、「みょうがの栄養を効果的に摂取するおススメの方法」についてお伝えします。
みょうがに含まれる栄養
みょうがは含まれる栄養や成分によって、 健康維持や疾患予防に役立つことが期待される野菜です。 食事に取り入れることで、身体に必要な栄養を効率的に摂取し、健康をサポートしましょう。
①α-ピネン:食欲増進や消化促進
みょうがに含まれるα-ピネンは、 みょうがの爽やかな香りのもととなっている香り成分の一種です。 この成分には食欲増進や消化促進作用の効果があるとされているため、 料理にみょうがを使うことで、食欲を刺激し、満足感を高めることができます。
②カリウム:むくみや高血圧の予防
みょうがに含まれるカリウムには、 体内の余分なナトリウムを排出し、むくみや高血圧の予防に役立つ効果があります。 暑い日に多くの水分を摂取する際は、カリウムを補うことで体内の塩分バランスを調整するのがおススメです。
③アントシアニン:動脈硬化やがん予防
みょうがに含まれるアントシアニンは、 赤ワインなどにも含まれるポリフェノールの一種です。 また、みょうがの表面の赤紫色は、このアントシアニンによるものです。 この成分には抗酸化作用があり、動脈硬化やがんなどの疾患のリスクを低減する助けとなります。
④食物繊維:便秘予防や血糖値対策
みょうがは、食物繊維を多く含んだ野菜でもあります。 食物繊維は腸を刺激し、便秘の予防に役立ちます。 また、食後の血糖値の急上昇を抑える効果もあり、血糖値のコントロールにも役立ちます。
みょうがの栄養を効果的に摂取するには?
この記事でお伝えしました通り、みょうがは豊富な栄養を含んだ野菜です。 しかし、その栄養を最大限に活かすためには、適切な調理法や食べ方も重要です。 ここでは、みょうがの栄養を効果的に摂取できるおすすめの食べ方をお伝えしますのでレシピ選びの参考にしてくださいね
①水にさらさずに食べる
みょうがの栄養を効果的に摂取するためには、水にさらさず直接食べることをおススメします。水に浸すことで、水溶性の栄養であるカリウム等が流れ出る可能性があるためです。また、水にさらさない場合はアクが残ることもありますが、 身体には問題のない成分なので、気にせず食べることができます。 もし気になる場合は、水に浸す時間を短くすることで栄養の損失を最小限に抑えましょう。
②生で食べる
みょうがは加熱して食べることもありますが、薬味など生で食べることで栄養を効果的に摂取することができます。 加熱によって損失してしまう栄養もあるため、生で摂取することをおススメします。
③油で調理して食べる
もしみょうがを生で食べることに抵抗がある場合は、油で調理するのがおススメです。 みょうがに含まれるα-ピネンは、油に溶けやすい性質を持っています。 そのため、みょうがを油で調理することで、効果的にα-ピネンを摂取することができます。
みょうがのまとめ
いかがでしたか? みょうがは栄養や成分がぎゅっと詰まった野菜です。 その栄養の豊富さと期待される健康効果により、食事に取り入れる価値は十分にあると言えるでしょう。薬味、時には主役として料理にアクセントを加えるだけでなく、健康をサポートする力があるので、積極的に摂取していきましょう。
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